超高齢化社会に突入した日本では、人口の4人に1人が65歳以上の高齢者となっています。
急激な高齢化によって、日常生活において介護を必要とする高齢者も年々増加傾向にあります。
そのような介護が必要な高齢者の生活能力に対して様々な支援を行い、
高齢者が自立した生活を送れるようサポートするのが、「訪問介護」と呼ばれるサービスです。
このタイプの介護の主な業務内容は、「身体介護」と「生活援助」の2種類があります。
身体介護は、高齢者の入浴や排泄、食事、着替えなど、
高齢者の身体に直接触れることによって行う介護を指します。
もっと具体的に言うと、高齢者の入浴の手伝いをしたり、
排泄時の世話やおむつ交換、高齢者の身体を拭く、洗顔や歯磨き、
薬を服用している場合はその手伝いなどを行います。
一方、生活援助は調理や洗濯、掃除、買い物代行、服の整理や補修、
薬を服用している場合は薬の受け取りなど、
高齢者の生活全般に関わる介護を行います。