介護で1日に何度か行うことに、着替えを手伝うことがあります。
着替えをすることは身体を清潔に保ち、
また、就寝の時と日中で服を変えてあげることで、
生活リズムを感じられます。
思うように動かない身体に服を着せてあげることは
体力をすごく消耗します。
今回は、そんな着替えのコツをお伝えしたいと思います。
まずは、着やすい服を選ぶこと。
ボタンではなくマジックテープで、
前を開け閉めできるものを選びます。
ウエストはゴムのものを選び、
伸縮性があり大きめのサイズのものを選びましょう。
次に、麻痺している部分がある方を手助けするときは、
身体が自由に動く部分から脱いで、
麻痺している部分から着せるようにしましょう。
そうすることで、スムーズに着替えが進みます。
そして、できるだけ自分自身で着替えること。
どうしても自分で着れない場合は仕方ないですが、
動かせるなら時間がかかっても、自分で着ることを心掛けてください。
一部が麻痺しているからと言って、
すべての着替えをしてあげることは相手のためになりません。
まったく筋肉を使わずにいると、
麻痺していない部分の衰えが早くなります。
できる限り、自分で着替えられるようにしてあげましょう。